お葬式の準備

 

    初めての方へ

 
万一の時からご葬儀までの短い時間に、葬儀の日程・場所・内容・費用など様々な事柄を決定するのは、精神的にも肉体的にもご家族に負担がかかるものです。 

今まで長くお付き合いしてこられたご家族だからこそ、最期の場面で込みあげてくる感情があります。振り返れば振り返るほどに思い出が蘇る。そのような気持ちを形にすることが私たちの仕事です。 

雑事や段取りが多くて、大切な方をお見送りするのに集中できず、後になって後悔された方もいらっしゃるのではないでしょうか。

その時になって困らないように、 
葬儀について事前に検討し、決めておく。

そうすることで、大切な方を余裕をもって見送れますし、慌てて適当に葬儀内容を決めて、後で請求額に驚くなどといったことも避けることができます。 もしもの時のために事前に相談するのは、間違いなくご家族にとってプラスなのです。

お葬式の流れや事前の準備など、ご不明な点がございましたらどうぞお気軽に当社までお問い合わせください。
 

    お葬儀の流れ



 

最初に、一般的な仏式での葬儀の流れについて説明します。

まず、亡くなられた当日はご遺体を(自宅もしくは葬儀社の霊安室)に搬送してご安置します。その後に葬儀の段取りを行い、式場・火葬場・宗教者などの都合を合わせて日程を組みます。その後当日もしくは、後日に葬儀費用等見積もりした後にご納棺の日程を決めご納棺致します。

そして、お通夜・お葬式・告別式を行い荼毘(火葬)にふしてお骨上げを行います。

ご臨終から納棺までの流れは、以下の内容に沿って行います。

(1)臨終直後
臨終直後には、医者に「死亡診断書」を書いてもらいます。そして、葬儀社に連絡を取り、亡くなられた場所を伝えます。(病院名・福祉施設・自宅等)



(2)ご遺体の搬送、安置
故人が亡くなられて24時間は火葬できないと法律で定められているため、ご遺体は自宅か葬儀社の安置施設に搬送してご安置します。



(3)葬儀社との打合わせや、関係者への連絡
喪主や施主、葬儀の段取りなどについて葬儀社の担当者と打合わせを行います。その際、死亡診断書を葬儀社の担当者に渡し、役所への火葬許可申請や死亡届の手続きを依頼します。

 

喪主は、故人の生前の関係先(学校や職場)への連絡や葬儀に当たって必要な備品類(喪服、供花など)の手配を行います。



(4)納棺
ご遺体を清めて死装束などをお着せして棺の中に移します。その際、故人の思い出の品や記念品などを一緒に納めます。火葬場により入れられない物がありますので詳しくは葬儀社にご相談ください。



納棺を終えた後又は先納棺ごに通夜を行います。

 

通夜は18:00頃から開始されることが多く、約1時間の儀式を経てお清めなどのお食事の席があれば1・2時間を過ごすようになります。お通夜全体の所用時間は3時間ほどになりますが、一般の方はお焼香がお済になり次第順次お帰りになり、最後までお付き合いいただくのは特に親しい方や親戚の方が中心です。

 

式の流れは「受付開始」→「開式」→「僧侶による読経・焼香」→「閉式」→「通夜料理」→「解散」となります。

 

 

死亡から葬儀準備までの遺族の具体的な動き

次に、故人が亡くなって葬儀の準備をするまでの遺族の具体的な動きについて説明します。

喪主の決め方
故人が遺言で喪主を決めていればそれに従いますが、それ以外のケースでは個別に対応することになります。



故人の配偶者がいる場合
喪主は配偶者が務めます。

 

場合によっては、子供が喪主を務める事もあります。



ご遺体の搬送
ご遺体の搬送は、慣れている葬儀社にお願いするほうがスムーズです。自分の車で搬送することも法律上問題ありませんが、取扱いに難しい面があったり「死亡診断書」を所持していなければならなかったりなど、故人の死に事件性がないことを証明できる状況になっている必要性があります。



病院で行うこと、役所で行うこと
もしもの時は、病院などで「死亡診断書」を発行してもらいます。また、役所では、火葬許可申請や死亡届の手続きが必要になりますが、この部分を葬儀社の担当者が代行することができます。

 

予めサービス内容に含まれている葬儀社の場合には、快く引き受けてくれますのでお願いしましょう。中には別料金になっている葬儀社もありますので注意しましょう。



通夜と葬儀日程の打合わせで確認すること(費用面・葬儀内容)
日程は、葬儀式場や火葬場の空き状況、宗教者のご都合などを確認しながら葬儀社と相談のうえ詰めて行きます。「友引」は、火葬場も休館している所が多くあります。また、日程以外に確認する必要性があるのは、葬儀社が提供してくれるサービス内容や葬儀費用の概算と予算とのすり合わせなどになります。



訃報連絡
訃報を連絡する順番はまず「親族や葬儀社」、そののち「故人の関係者(友人、知人、職場・学校関係)」「遺族の関係者(友人、知人、職場・学校関係)」「町内会・隣近所」となります。



精進料理の内容
精進料理(本膳)は1人ずつお膳を出す(通夜料理は大皿で複数人分をまとめることが多い)ので、あらかじめ人数を確認しておくことが必要です。精進料理の内容は、昔は殺生を控えるという意味で野菜が中心でしたが、最近は寿司なども並ぶようになりました。

 


葬儀の形式を決める(一般葬、家族葬、直葬、一日葬)
葬儀の形式は、規模の大きい順に「一般葬」「家族葬」「一日葬」「直葬」などがあります。

 

家族葬は、通夜や葬儀・告別式など葬儀としての形式は一般葬と同じですが、参列者は遺族など近親者を中心とした比較的に少人数で行う葬儀の総称として用いられています。
これに対して、一日葬は通夜をはぶいた告別式と火葬だけの葬儀であり、直葬は火葬のみを行う葬送の形です。時間的、金銭的余裕がないなど、それぞれの事情に応じてどの葬儀の形式を選ぶかによって内容や費用が変わってきます。



葬儀社の選び方
よい葬儀社の条件としては「親身に相談に乗ってくれる」「対応がきめ細かく丁寧」「葬儀費用についても正直にしっかりと説明してくれる」「担当者の人柄がよい」などがあげられます。とくに葬儀費用については葬儀社との打合せを綿密に行う必要性があるので「親身に相談に乗ってくれる」「葬儀費用についても正直にしっかりと説明してくれる」の2つは重要視すべきポイントだといえるでしょう 

 

 

 

寺院等紹介

 
菩提寺が無く宗派問わずに葬儀をしたい方もいます
当社でご住職を紹介できます。 
 
また、宗派はあるが菩提寺がない、または菩提寺が遠方で呼んで来てもらうのもって思う方も
いらっしゃると思います、その時も宗派のご住職を紹介致しますので気軽にお伝え下さい。